Brainは稼げない?販売者1,172人の売上を全部集計して分かった現実

Brainは稼げない?販売者1,172人の売上を全部集計して分かった現実

本記事は商品プロモーションを含みます

「Brainでコンテンツ販売を始めれば稼げる」という話は、SNSでも検索結果でもいくらでも出てきます。ただし、そう書いている記事のほとんどは「稼げます」と書くこと自体が誰かの利益になる立場から書かれていて、実際に何人が、いくら稼いでいるのかという数字は、どこにも出てきません。

そこで当サイトでは、Brainで販売されている教材2,440件・販売者1,172人分の公開データを毎日記録しています。この記事では、その全件を集計して「Brainで稼げるのか」に数字だけで答えます。結論を先に言うと、稼いでいる人は確かに存在します。ただし、その分布はほとんどの人が想像しているより極端です。

この記事の数値は、当サイトがBrainの公開データから独自に集計したものです(2026年8月8日時点・教材2,440件/販売者1,172人)。推定売上は「現在の販売価格 × 累計販売数」で計算しており、Brainが公表した売上ではありません。詳しくは記事後半の「この数字の限界」で説明します。

目次
  1. 結論:上位1%が全体の45.5%を持っていく世界
  2. 販売者1,172人の売上分布
  3. いくら稼げている人が、何人いるのか
  4. 69.1%の販売者は、教材を1本しか出していない
  5. 教材の8割は「今週1部も売れていない」
  6. 安くすれば売れる、というのは間違い
  7. 「古い教材ほど売れている」の正体
  8. この数字の限界(正直に書きます)
  9. 結局、Brainは稼げるのか
  10. よくある質問
  11. まとめ

結論:上位1%が全体の45.5%を持っていく世界

集計結果を先にまとめます。

  • 販売者1,172人の推定累計流通額は約49億円。市場そのものは小さくありません。
  • ただし上位1%(11人)だけで45.5%を占めます。この11人の平均は1人あたり約2億円です。
  • 売上の中央値は63,700円。「ちょうど真ん中の販売者」の累計売上は、月収でも年収でもなく、開始からの合計で6万円台です。
  • 19.8%(232人)は売上0円。教材を公開したものの、1部も売れていません。
  • 下位半分の586人を全員合わせても、市場全体の0.08%にしかなりません。

つまり、「Brainは稼げるか」の答えは「一部の人だけが、桁違いに稼いでいる」です。平均値を見ると1人あたり417万円になりますが、この数字にはほとんど意味がありません。上位数人が全体を引き上げているだけだからです。以下、根拠になった数字を順に見ていきます。


販売者1,172人の売上分布

まず、販売者を推定累計売上の多い順に並べたときの分布です。

販売者の総数1,172人
推定累計流通額(全体)約48億9,354万円
1人あたりの平均4,175,384円
1人あたりの中央値63,700円
上位1%(11人)のシェア45.5%
上位5%(58人)のシェア74.2%
上位10%(117人)のシェア86.6%
下位50%(586人)のシェア0.08%

推定売上=現在の販売価格×累計販売数。Brainの販売手数料12%を引く前の金額です(2026年8月8日時点)。

平均417万円と中央値63,700円の差が、この市場の性格をそのまま表しています。差が66倍あるということは、平均を押し上げている少数の販売者がいるということです。「Brainの販売者は平均で400万円稼いでいる」という言い方は、数字としては正しくても、これから始める人にとっては何の参考にもなりません。

用語: 中央値 … 全員を金額順に並べたとき、ちょうど真ん中に来る人の金額。平均と違って、極端に大きい少数の値に引っ張られません。収入のように偏りが大きいデータでは、平均より中央値のほうが実感に近くなります。


いくら稼げている人が、何人いるのか

金額のラインごとに、そこへ到達している販売者が何人いるかを数えました。

推定累計売上 1万円以上702人(59.9%)
10万円以上551人(47.0%)
100万円以上308人(26.3%)
1,000万円以上82人(7.0%)
1億円以上8人(0.7%)
0円(1部も売れていない)232人(19.8%)

この表の読み方には注意が必要です。これは月収でも年収でもなく、その販売者が出品してから今までの累計です。2020年から売り続けている人も、先月始めた人も、同じ列に並んでいます。そのうえで、100万円に届いているのは4人に1人。1,000万円を超えているのは14人に1人です。

逆の端も見ておきます。約4割(40.1%)の販売者は、累計売上が1万円に届いていません。Brainの販売手数料は12%なので、中央値の63,700円は手取りにすると約56,000円になります。教材を1本書き上げる労力を考えると、多くの人にとって割に合っているとは言いにくい水準です。


69.1%の販売者は、教材を1本しか出していない

もう1つ、分布を理解するうえで重要な数字があります。販売者1,172人のうち810人(69.1%)は、教材を1本しか公開していません。

1本だけ出品810人(69.1%)
2本159人(13.6%)
3本71人(6.1%)
4本以上132人(11.3%)

これは「1本出して、続かなかった人」がそれだけ多いことを示しています。実際、1本だけ出品している810人の内訳を見ると、176人は売上0円で、売上の中央値は44,770円でした。全体の中央値(63,700円)より低く、1本で止まっている人ほど売れていない傾向が読み取れます。

ただし同じ810人の中に、1本だけで100万円以上を売り上げた人が177人います。つまり「1本しか出していない人」は、続かなかった人と、1本が当たってそれで十分だった人に、はっきり二分されています。本数を増やせば売れるという単純な関係ではありません。


教材の8割は「今週1部も売れていない」

ここからは、累計ではなく「今この瞬間、動いているのか」を見ます。当サイトは全教材の販売数を毎日記録しているので、期間中に販売数が増えたかどうかが分かります。他のサイトが持っていない種類のデータです。

観測期間2026年7月25日〜8月8日(11日分)
1部でも売れた教材508件 / 2,440件(20.8%)
10部以上売れた教材86件(3.5%)
50部以上売れた教材25件(1.0%)
期間中の販売合計9,849部(推定3,379万円)
1日あたりの推定流通額約307万円

約8割の教材は、11日間を通して1部も売れていません。販売ページは今日も公開されていて、レビューも★5.0が並んでいますが、実際には動いていない、という教材が大多数を占めます。

さらに、この11日間に売れた分の19.5%は、累計上位11人の教材でした。新しい教材が次々に増えても、実際に売れている枠は上位の販売者が占め続けている構図です。

売る側から見れば厳しい数字ですが、買う側にとってはむしろ有益です。「今も売れ続けている2割」と「並んでいるだけの8割」を見分けられれば、教材選びの失敗はかなり減らせます。当サイトの人気教材ランキングを、累計販売数ではなく直近の伸びを重視して組んでいるのはこのためです。


安くすれば売れる、というのは間違い

「まず低価格で出して実績を作る」というアドバイスをよく見かけます。これが正しいかどうかも、同じ11日間のデータで検証できます。価格帯ごとに、期間中に1部でも売れた教材の割合を出しました。

1,000円未満20.6%が売れた
1,000〜2,999円23.6%
3,000〜9,999円18.6%
10,000〜29,999円21.0%
30,000円以上22.1%

価格帯を問わず、売れている率はほぼ2割で横並びです。3万円以上の高額教材でも、1,000円未満の教材でも、動いている割合は変わりません。安くしても売れるようにはならず、単価が下がるぶん売上だけが小さくなります。

実際、価格帯別の平均販売数を見ると、3万円以上の教材のほうが1,000円未満の教材より多く売れています。値段の問題ではなく、誰が売っているか・どう届けているかで結果が決まっているためです。何をいくらで売るべきかについてはBrainで稼ぐには何を売る?教材2,440件の実売データで分かった価格とジャンルの正解で詳しく検証しています。


「古い教材ほど売れている」の正体

発売年ごとに、教材1本あたりの平均販売数を並べると、きれいな傾斜が出ます。

2021年に発売平均743.6部
2022年平均427.3部
2023年平均273.8部
2024年平均172.2部
2025年平均139.3部
2026年平均47.5部

これを見て「昔のほうが売れた。今から参入しても遅い」と読むのは早計です。累計販売数は時間とともに積み上がるので、古い教材ほど数字が大きくなるのは当たり前だからです。

それ以上に効いているのが、生き残りバイアスです。2021年に発売された教材で、今もランキングやカテゴリ上位に残っているのは「売れ続けた勝者」だけです。当時売れずに埋もれた教材は、そもそも今の集計対象に入ってきません。一方2026年の教材は、当たったものも外れたものも、まだ全部残っています。古い年の平均が高いのは、負けた分が消えているからです。

用語: 生き残りバイアス … 生き残ったものだけを見て全体を判断してしまう誤り。「成功した起業家の共通点」を調べても成功法則にならないのと同じ理屈です。データを見るときに最も引っかかりやすい罠のひとつです。


この数字の限界(正直に書きます)

ここまでの数値は、次の条件で計算しています。都合の悪い点も含めて先に書いておきます。

  • Brainの公式発表ではありません。公開されている販売価格と販売数から当サイトが計算した推定値です。
  • 販売価格は変動します。集計に使ったのは現在の価格です。値上げされた教材では過大に、セール中の教材では過小に出ます。
  • 手数料を引く前の金額です。販売者の手取りは、ここから12%(および紹介報酬)を引いた額になります。
  • 2,440件はBrain全体ではありません。人気ランキング・新着・カテゴリ別上位から収集しているため、むしろ「露出のある教材」に偏っています。完全に埋もれた教材まで含めれば、売上0円の割合はさらに高くなります。
  • 販売者の実力を測るものではありません。Brain以外での売上や、Brainを集客に使って別の商品を売っているケースは、この数字には表れません。

とくに4点目は重要です。この記事の数字は、実態より販売者に有利な側に出ています。それでも中央値63,700円・0円が19.8%という結果になった、という順序で読んでください。


結局、Brainは稼げるのか

データから言えることを整理します。

稼げないわけではありません。1,000万円以上を売り上げた販売者が82人、1億円以上が8人、実在します。市場は1日あたり約300万円が動いており、規模として小さくもありません。

ただし、Brainに出品すれば売れる、という構造ではありません。売れている2割と売れていない8割を分けているのは、価格でも本数でもジャンルでもなく、販売ページに人を連れてこられるかどうかです。上位の販売者はSNSに数万人規模の読者を持っていて、Brainはその読者に対する決済の場として使われています。Brain内の検索やランキングから自然に売れていく、という流れは、データを見るかぎりほとんど起きていません。

したがって、これから始める人の判断はこうなります。

  • すでに読者やフォロワーがいるなら、Brainは有力な選択肢です。決済・配信・紹介の仕組みが揃っていて、手数料12%は自前で用意するより安く済みます。
  • 読者がまだいないなら、教材を書くより先に集客です。順番を逆にすると、810人のうちの「1本出して終わった側」に入ります。
  • 売る前に、買う側を経験することを強くすすめます。売れている教材の構成・価格・特典の付け方は、そのまま教科書になります。

なお、自分で教材を作らずにBrainで収益を得る方法もあります。他人の教材を紹介して報酬を受け取る仕組みで、報酬率50%の教材が全体の71.4%を占めます。こちらはBrainアフィリエイトのやり方|教材2,440件の報酬率を集計して分かった稼ぎ方にまとめています。


よくある質問

Brainの販売者の平均月収はいくらですか?

公表されていません。当サイトの集計では累計売上の中央値が63,700円ですが、これは開始からの合計であり、月あたりに直せる性質の数字ではありません。「Brainの平均月収は◯万円」と具体的な金額を書いている情報は、根拠を確認したほうがよいと考えています。

今から参入するのは遅いですか?

データ上は、遅いとは言えません。11日間で50部以上売れた25件のなかには、2026年に発売された新しい教材も含まれています。ただし前述のとおり、勝負がついているのは発売時期ではなく集客力です。

売上0円の人が19.8%もいるのはなぜですか?

公開前の審査は禁止事項に触れていないかを見るもので、売れるかどうかを保証してくれるわけではないためです。「作って置いておけば誰かが見つけてくれる」形にはなっていません。プラットフォームの信頼性そのものについてはBrainは怪しい?教材2,440件の販売データを調べて分かった実態で検証しています。

買う側として、この数字はどう使えますか?

「累計販売数が多い=今も評価されている」とは限らない、という点に使えます。累計は過去の合計なので、何年も前に売れただけの教材でも数字は大きいままです。購入前に見るべきなのは累計より直近の動きとレビュー件数で、この見方はBrainの買い方|支払い方法と、購入前に必ず見る3つの数字で具体的に説明しています。


まとめ

Brainは、一部の販売者が桁違いに稼ぎ、大多数は数万円で止まっている市場です。上位1%が45.5%を占め、真ん中の販売者の累計売上は63,700円、5人に1人は0円。これが、2,440件の公開データを全部数えて出てきた現実です。

この構造は、売る側にとっては厳しい情報ですが、買う側にとっては教材を選ぶための地図になります。今も売れ続けている2割の教材がどれなのかは、当サイトの人気教材ランキングで毎日更新しています。販売数の推移とレビュー件数もそこで確認できるので、購入前の比較材料としてお使いください。

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